太陽光パネルの洗浄は必要なのか?

日照時間が長く、発電量が期待できるこれからの時期。太陽光電池モジュール(太陽光パネル)が花粉や黄砂で汚れていては、せっかくの機会を逃してしまいます。

というのは理解できるのですが、

汚れは雨で流れ落ちないのか?

汚れでどれくらい発電量が変わるのか?

業者に依頼する価値があるのか?
洗浄は自分でやれば安上がり?

というような疑問もあるかと思います。

以前のブログでも洗浄の効果(事例)をご紹介しましたが、今回はさらに効果が大きかった事例をご紹介します。

太陽光パネルの洗浄って必要なの?

太陽光パネル(太陽光電池モジュール)が汚れると発電量が下がるというのは感覚的には分かるのですが、では実際どれくらい影響が出るのか?というのも気になりますよね。今回はそのあたりの情報も含め、パネル洗浄の有効性などをお伝えしたいと思います。

まず、汚れの原因としては、

花粉、黄砂、砂埃、土砂、鳥のフン、落ち葉、水垢、ゴミ、火山灰

などが主なものとして挙げられます。

太陽光パネルは、標準仕様として角度(傾斜)をつけて設置する設計となっています。
理由としては、傾斜角度があった方が日光があたる角度が良く、発電量が多くなることが挙げられます。
もう一つの理由は、傾斜角度があれば、雨水で埃や砂塵、花粉などが流れ落ちるということです。

ただ、鳥のフンなど落ちにくく、モジュール表面の変質を起こすものもありますし、雨で流れ落ちると言っても、徐々に汚れが蓄積していくというのは、自動車の汚れを考えると想像がつくかと思います。

傾斜角がついていれば雨水で流れ落ちますが、汚れによっては媚びるついて落ちなかったり、時間とともに蓄積していくこともありますので、点検時などの確認や、発電量の変化などに注意しておくとベター。ということなんです。

洗浄で発電量が3倍に!

以前の記事では、洗浄により発電量が3.5~9.5%改善したという事例を紹介させていただきました。他にも10%以上の改善が見られたケースもありますが、先日、驚くほどの効果があった現場がありました。

そこは工場の屋根上に傾斜角が少ない状態でモジュールが設置されており、また自社から出る噴煙も風向きによってはモジュールに降りかかるという環境でした。

これは洗浄によってかなりの発電量UPが期待できると1回路だけ洗浄し、洗浄していない9回路と発電量を比べてみました。

その結果がこの表1です。

10ある回路のうち、1-3回路のみを洗浄し、洗浄した(=発電量が復活した)その1-3回路と、その他の9つの回路の発電量を比較したものです。

これを見るとなんど3.5倍以上発電している回路があります。

緑の網掛けをした3回路に関しては増分が少ないのですが、実はこの回路のモジュールはお客様が自社で洗浄を試みたものでした。

ここはプロの洗浄との違いであり、またこのデータを除くと、今回の洗浄効果は発電量が3倍になったと言って差し支えない結果です。
また、この測定時は天候不良でしたので、日射量が増えれば更なる発電量のUPが測定されると思われます。

モジュール洗浄はプロに頼むべき?

モジュール洗浄は自分でやる!という方もいらっしゃると思いますので、洗浄に関する注意点などいくつか挙げておきます。

●危険な作業は避ける
特に住宅の屋根上での洗浄作業は危険です。

●モジュールを傷つけないように
堅いブラシやケルヒャーなどの高圧洗浄機を用いるとモジュールを傷つけたり破損させることもあります。

●水道水をそのまま使用しない
カルキ成分が付着して白濁することもあります。

先ほど挙げた例でも、プロの技術の差が見られましたが、安全性や期待通りの発電量の改善をと考えると、専門の業者=プロに依頼することをお勧めします。
洗浄の頻度に関しては、お客様の環境にもよりますので、定期点検などの際にメンテナンス業者に相談してみてはいかがでしょうか。

ソラパトでは洗浄効果に関するデータ、ノウハウがありますので、お客様に最適な方法やタイミングなどもご提案させていただきます。

パネルの汚れで発電量が落ちているのでは?と気になったら、まずはソラパトに相談してみてはいかがでしょうか?